やきものの部屋
やきもの小事典

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やきもの小事典

1.土づくり

  ひとくちに土づくりといってもたくさんの工程があります。
  採土→土の精製→ねかせ→土練り。

2.成形

  成形の方法には、ろくろ成形、手びねり、たたらづくり、ひもづくり、などいろいろ
  ありますが、満願寺窯では、使ってくれる人のために「祈り」を込めるため、手びねりで
  つくっています。

3.加工

  成形後、乾燥しないうちに、高台を削ったり、模様をつけたりします。

4.乾燥

  成形した作品を天日干しで乾燥させます。

5.素焼き

  素焼きすることで、強度を高め、施釉がしやすくなります。

6.施釉

  植物からとった釉をかけます。
  満願寺窯の釉は、すべて植物の灰からできたものです。
  桜や、柿などの植物や、トマト、きゅうりなどの野菜などからできた釉に、自然の
  たくましさや、折々の季節を映すことができたら、と思っています。

7.本焼き

  窯の種類には、穴窯、登り窯、灯油窯などいろいろありますが満願寺窯は穴窯です。

8.窯だし

  いよいよ窯だしです。
  余分な釉をとりのぞいたり、高台を削ったりして完成です。

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