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陶器の草木染め

"手びねり 野菜釉の陶器"

満願寺窯の陶器は阿蘇小国郷の土と野菜から採った天然灰釉(はいゆう)から うまれた器たちです。野菜釉の釉薬(うわぐすり)の風合は素朴で優しい透明感があります。
この素朴さを生かすため、器はすべて手びねりで成形しています。

釉薬の原料としてトマト、ナスビ、大豆さらに菜の花、松、竹、梅・・・などを使い陶器に四季を写しとろうというものです。
つまり"陶器の草木染め"を目ざしており、数少ない独自の手法です。

最近、これら自然の材料は数少なくなっており、その上、灰にし、水にさらしますと軽トラック二台分のあざみの花は10リットルバケツの半分以下に減ってしまいます。
このように、原料が少ない上すべて手づくりのため、釉薬の完成までに2〜3年を要し、作品も年にわずかしか創ることが出来ません。

どうかこの時間と手間のかかる仕事を応援してくださるよう、そして、野菜釉の陶器で心を和まされますように祈ります。

自然の恵みに感謝しつつ・・・合掌 満願寺窯 北川八郎 北川麦彦
●陶器をお求めのお客さまへ:
現在、満願寺窯では主に北川八郎の息子、北川麦彦が作陶しております。
父から子へ受け継がれた自然釉の器は、こちらのページで数多くご紹介しておりますので、
ぜひご覧ください。

【熊本県 阿蘇の 陶器・陶芸 満願寺窯】

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