食と健康の部屋
断食のすすめ

Fasting

断食のすすめ

瞑想と断食を生活にとりいれることをおすすめします。欲のコントロールを覚え心を澄ませ
罪と業を減らしてゆきましょう。

春は断食にも最適な季節
「春、四月から五月にかけていろんな生命が芽吹き、活力あふれ
始める頃は、断食に最適の季節です。断食をして、より欲の
コントロールを覚え、体と心を澄ませてみましょう。
(『三日食べなくてもだいじょうぶ!!断食のすすめ』より)」

私の経験によると断食をすることによって−肉体に栄養を与えないと−楽しいことに、
細胞が静かになるのです。
身体が騒がず澄み始め、その為雑念が湧かなくなります。思考が止まり、考えが澄み渡ります。
それは、ちょうど濁った川の流れを鎮めるのに似ています。川の流れを止めると、濁りが澄み、
川の底や小石が見えてくるように。

仏陀は”断食は水のない沐浴である”とすすめています。また、キリストは”断食は魔を断ち、身を保つ”
と心を強くする力を持つことを強調しています。

断食をすると少年少女時代のようなクリーンな感覚を取り戻すことが出来ます。
また体の健康センサーが復活し、休止していた本能が働き始め、体に良くないものを”
おいしくない”と感じ、体にいいものが”おいしい!”と感じるようになって、
自然と健康体質に向かってゆくようになります。
ベジタリアンライフを選ぶことになるでしょう。そして、目が澄んで、声がきれいに
なっていくのがわかるでしょう。

実践編
断食は三つの節からなっています。第一節は準備のための節食(減食)期、第二節は完全断食の日々、
第三節は復食の日々です。
ここでは三日断食の場合を例にとってご紹介します。

第一節
三日断食の場合、三日前から食事の量を2/3位に減らしてゆき、一日前の夜は一食抜くか、
夕食を胃に負担のない軽い食事をしておきます。食事の内容は三日前から肉食及び動物性のものは
摂らないようにします。また竹の子やホウレンソウ等の繊維分の多いものも少なくして下さい。

第二節
第二節は完全断食を三日間やります。口にするのは水だけか、水かお茶だけで、
ノドが乾いたら飲むくらいです。特に目が覚めてすぐ、水に感謝の言葉「私の全細胞を
きれいにし、魂を清めてください。」を伝え、コップ一杯の水を飲みます。水は念や思いを
伝え易く、心のエネルギーを吸収しやすいようです。逆の意味で悪意も伝わりやすいので
悪感情を抱かないようにして下さい。

第三節
復食ですが完全断食を終えた翌朝から始めます。時々、夜12時過ぎたからと夜中に食事を
開始する方がおられますが、すべての区切りは朝から始めましょう。

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